動画エンコードの解像度見直し

最近の各テレビ放送局(地上波放送・衛星放送)の配信時の解像度を調べてみた。

■地上波
NHK 総合、NHK Eテレ、日テレ、テレ朝、TBS、フジ
→ 1440×1080

■衛星
NHK BS、BS日テレ、BS朝日、BS TBS、BSテレ東、BSフジ、BS12(トゥエルビ)
→ 1440×1080
BS11
→ 1920×1080

それらの状況を踏まえると、動画エンコードの解像度は、1440×810 (16:9)(対象: お気に入り)、1280×720 (16:9)(対象: その他)の2パターンで十分ではないかと思う。

それに、単純に解像度を1440×1080から1920×1080に変更してのエンコードはもちろん、アップスケーリング(アップコンバート)できる動画編集ソフト(TMPGEnc Video Mastering Worksなど)や動画変換ソフト(Nero AI Video Upscaler PROREAL Video EnhancerVideo2Xなど)でフレーム補完処理したとしても、元の解像度以上の品質にはならない。

これまでは、1920×1080 (対象: お気に入り)、1280×720 (対象: その他)の2パターンで長年運用して来たが、2018年1月に(BS11を除いて)NHK BSと民放5局(BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BS Japan(現BSテレ東)、BSフジ)は、4K/8K放送の帯域確保のために2K放送が帯域削減された影響で、解像度が1920×1080から1440×1080に変更された

そこで、HDDの空き容量を有効活用するためにも、遅ればせながら運用ルールを見直すことにした。

それに、MPC-BEVLC Media PlayerMPVなどで動画を再生するとき、アップスケーリングやビデオレンダラー(Anime4KmadVRなど)の機能を適用するのであれば、解像度の高さよりもビットレートを高くして保存しておいた方が良さそうだ。

◆結論
解像度は1280×720 (ビットレート高めの総ビットレート 3,000~4,000kbps、音声は非エンコードで250~260kbps)で保存して、動画再生時はアップスケーリング機能を適用した上で、MPC-BE (Anime4K と madVR を番組によって使い分け) または VLC Media Player (Super Resolution)で見ることにした。

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