どんなタイトルをApp Storeで販売すれば売れるのかを考えてみよう。
LEAFの「TO HEART」やkeyの「KANON」のようなユーザの非常に多い、巷で名作といわれるゲームは、PlayStation 2 The Bestシリーズのようにレトロ(?)ゲームとして需要もあるだろうし、売り上げも適度に見込める。
しかしながら、これまで様々なプラットフォームに移植されてゲームする機会も多いので、ユーザサイドとしては物足りないように感じる。
では、制作サイド・ユーザサイドともに満足するゲームタイトルとはどういったものになるのだろうか。
私は、爆発的に売れた超人気タイトルよりも、当時そこそこ売れた人気タイトルに新たな需要が意外にあるのではないかと見ている。
LEAFやkeyといったキラータイトルや知名度のあるゲームメーカーと同じ土俵で戦うには厳しいけれども、フルボイスで1,800円という価格帯であれば、発売当時は購入を見送った人も今回は手に取るかもしれない。
また、昔のゲームをiPhone・iPod Touchに移植したことがきっかけとなり、『他のゲームタイトルをプレイしたい』新たな需要を喚起する。また、コアなファンが付くことで、新作ゲームの制作にも力が入るかもしれない。