インターネットブラウザのキャッシュフォルダの保存場所変更
最近、パソコンの記憶媒体にHDDではなく、SSDが使われるようになった。
ただ、SSDは、HDDに比べて容量が少ないので、多くのデータを保管しておくことが難しい。
※一般的なミドルPCの場合、HDDが500GB~1TBに対して、SSDは64GB~256GBと少ない
Windows 7や8.1からWin 10にアップグレードした時に実感している人も多いはずだ。
※【Windows.old】フォルダが作成されて、30日間は空き容量が10~20GB減少する現象
そこで、少しでも多くSSDの空き容量が確保できるよう、インターネット ブラウザのキャッシュフォルダの保存先をCドライブからDドライブに変更する設定をしてみようと思う。
キャッシュフォルダの保存先変更
※一時ファイルの保存場所を移動する方法
Cốc Cốc
【Cốc Cốc】のアイコンを右クリックする
※デスクトップ上のショートカット
【プロパティ】を選択する
Cốc Cốcのプロパティ
ショートカット タブ
リンク先
Dドライブの直下にある【CocCoc Cache】というフォルダに設定する場合
現在のパスの末尾に【 -disk-cache-dir="D:\CocCoc Cache"】を追加する
※【 -disk-(ハイフン1つ)cache-dir="フォルダ"】の代わりに【 --(ハイフン2つ)disk-cache-dir="フォルダ"】の場合もある
【OK】をクリックする
※なお、ショートカットごとに設定する必要がある
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名
\AppData\Local\CocCoc\Browser\User Data\Default\Cache
Firefox
Firefox を起動する
アドレスバーに【about:config】と入力する
キーボードの[Enter]を押す
動作保証対象外になります!
【□】次回もこの警告を表示する
【危険性を承知の上で使用する】をクリックする
設定画面の適当な場所で右クリックする
【新規作成】>【文字列】
新しい文字列の設定名
設定名を入力してください
【browser.cache.disk.parent_directory】と入力する
【OK】をクリックする
キャッシュフォルダの新たな保存場所を入力する
※例えば、Dドライブの直下にある【Firefox Cache】というフォルダに設定したい
文字列を入力してください
【D:\Firefox Cache】
【OK】をクリックする
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Mozilla\Firefox\Profiles\xnnxnxnn.default
Google Chrome
【Google Chrome】のアイコンを右クリックする
※デスクトップ上のショートカット
【プロパティ】を選択する
Google Chromeのプロパティ
ショートカット タブ
リンク先
Dドライブの直下にある【Google Cache】というフォルダに設定する場合
現在のパスの末尾に【 -disk-cache-dir="D:\Google Cache"】を追加する
※【 -disk-(ハイフン1つ)cache-dir="フォルダ"】の代わりに【 --(ハイフン2つ)disk-cache-dir="フォルダ"】の場合もある
【OK】をクリックする
※なお、ショートカットごとに設定する必要がある
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名
\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache
Internet Explorer
Internet Explorer を起動する
【歯車】(設定)>【インターネット オプション】
インターネット オプション
全般 タブ
履歴の削除
【設定】をクリックする
Web サイト データの設定
インターネット一時ファイル タブ
使用するディスク領域
【1024】MBと入力する
現在の場所
【フォルダーの移動】をクリックする
フォルダーの参照
インターネット一時ファイル フォルダーのための新しい場所を選択します。
Dドライブの直下にある【IE Cache】というフォルダに設定する場合
【>】D>【フォルダ】
【OK】をクリックする
【OK】をクリックする
Windowsからログオフすると、[Temporary Internet Files]フォルダーの移動が完了します。続行しますか?
【はい】をクリックする
※【ファイルの表示】をクリックすると、キャッシュフォルダにアクセスできる
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache
Microsoft Edge
Microsoft Edgeは、普段から全く使っていないので、下記を参照ください。
関連サイト:Windows10 Edgeのキャッシュ保存場所をRAMDISKなどに移動する (Hone.さん)
Opera (Blink)
【Opera】のアイコンを右クリックする
※デスクトップ上のショートカット
【プロパティ】を選択する
Operaのプロパティ
ショートカット タブ
リンク先
Dドライブの直下にある【Opera Cache】というフォルダに設定する場合
現在のパスの末尾に【 -disk-cache-dir="D:\Opera Cache"】を追加する
※【 -disk-(ハイフン1つ)cache-dir="フォルダ"】の代わりに【 --(ハイフン2つ)disk-cache-dir="フォルダ"】の場合もある
【OK】をクリックする
※なお、ショートカットごとに設定する必要がある
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Opera Software\Opera Stable\Cache
Opera (Presto)
関連記事:Operaブラウザ(Presto)のキャッシュフォルダの保存場所変更
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Opera\Opera x64\cache\sesn
SeaMonkey
SeaMonkey を起動する
アドレスバーに【about:config】と入力する
キーボードの[Enter]を押す
動作保証対象外になります!
【□】次回もこの警告を表示する
【細心の注意を払って使用する】をクリックする
設定画面の適当な場所で右クリックする
【新規作成】>【文字列】
新しい文字列の設定名
設定名を入力してください
【browser.cache.disk.parent_directory】と入力する
【OK】をクリックする
キャッシュフォルダの新たな保存場所を入力する
※例えば、Dドライブの直下にある【SeaMonkey Cache】というフォルダに設定したい
文字列を入力してください
【D:\SeaMonkey Cache】
【OK】をクリックする
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Mozilla\SeaMonkey\Profiles\xnnxnxnn.default
SRWare Iron
【SRWare Iron】のアイコンを右クリックする
※デスクトップ上のショートカット
【プロパティ】を選択する
SRWare Ironのプロパティ
ショートカット タブ
リンク先
Dドライブの直下にある【SRWare Iron Cache】というフォルダに設定する場合
現在のパスの末尾に【 -disk-cache-dir="D:\SRWare Iron Cache"】を追加する
※【 -disk-(ハイフン1つ)cache-dir="フォルダ"】の代わりに【 --(ハイフン2つ)disk-cache-dir="フォルダ"】の場合もある
【OK】をクリックする
※なお、ショートカットごとに設定する必要がある
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Chromium\User Data\Default\Cache
Vivaldi
【Vivaldi】のアイコンを右クリックする
※デスクトップ上のショートカット
【プロパティ】を選択する
Vivaldiのプロパティ
ショートカット タブ
リンク先
Dドライブの直下にある【Vivaldi Cache】というフォルダに設定する場合
現在のパスの末尾に【 -disk-cache-dir="D:\Vivaldi Cache"】を追加する
※【 -disk-(ハイフン1つ)cache-dir="フォルダ"】の代わりに【 --(ハイフン2つ)disk-cache-dir="フォルダ"】の場合もある
【OK】をクリックする
※なお、ショートカットごとに設定する必要がある
キャッシュ保存場所 (デフォルト)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Vivaldi\User Data\Default\Cache