Google AdSenseの1次審査・2次審査・対策と合格カルテ2016
今回、Google AdSenseを申請して、1次審査を通過し、2次審査を合格して広告を掲載できるようになったまでの私的考察を述べることにする。
Google AdSenseの審査は、現在は1次審査と2次審査に区分されているが、1次審査で少なくとも機械と人間の2段階、2次審査で人間の1段階の計3レベルに分かれているのではないかと感じることがあった。
なぜそう思ったかと言えば、明らかに条件を満たさないブログは、審査で機械的に弾かれて、何度か速やかに落選通知があったからだ(早いときは、6時間でメールが送られてきた)。
また、通知メールが送られていないのに、審査がいつの間にか終わっていたときもあった。
2次審査は、面接で言えば最終面接、就職で言えば内々定で、ブログの広告設置に問題がなければほぼ合格に等しい。
実際に、2次審査の準備ができて申請してから合格通知が来るまで1日しか掛からなかった。
Googleは、ここ数カ月で1次審査と2次審査の判定レベルを厳しくしたと巷で言われているが、そのうち1次審査の通過条件のハードルを高くしたと思われる。
なお、1次審査しか分からないが、もし審査に落とされてしまったら、そこから2週間あけて、その間にブログの体裁を整えてから再審査を申請した方が1次審査をパスしやすい。
資格試験のように、Googleが求める内容に対して、まじめに対応した人であれば合格できる。
9月28日 追記
新規ドメイン利用の場合、ドメインエイジ(ドメイン年齢)というインターネット上に公開して検索エンジンにインデックス(登録)されてから経過した年月が1カ月以上でないと審査に通過できないこともある模様。
また、記事数以外に、程々のアクセス数も必要になってきたらしい(目安は50~100PV/日)。
審査合格まで行った対策一覧
WordPress
アイキャッチ画像の削除
アフィリエイトリンクの削除
画像の削除
カテゴリーを2つの分類に集約
公開日時の調整 (Google Adsenseの審査申請日からさかのぼって、2日ごとに設定)
※例えば、「9/15・9/13・9/11・9/9…」など
サイト審査時に不利となるかもしれない投稿は非公開に設定
サイト審査申請後は、新しい投稿記事を2日に一度のペースで公開 (1次審査・2次審査)
サイドバーから、カテゴリー・サイト内検索バーの削除
タイトルを全角28字(半角56字)以下に修正
段落と段落の間の空白を極力削る (見やすさを損なわない程度)
投稿はもちろん、固定ページを含めて、全てのページを1000文字以上に加筆修正
※1000文字以上にならなかった固定ページや投稿は非公開に設定
※1000文字に達していなかった固定ページと投稿がそれぞれ1つずつあったことが後から分かった
パーマリンクを規則的に揃える
※例えば、このサイトだと「n1、n2、n3、n4…」など
記事内に見出しの追加
※「h3、h4」を使用
文字の飾りつけ(strongタグで文字を太くしたり、colorタグで文字の色を変えたり、background-colorタグで蛍光マーカーを引いたりなど)
リンクの削除 (ページ内リンクを含む)
Google Search Console
Fetch as GoogleでGoogle検索の結果に反映する
Google Search ConsoleにウェブサイトのURL登録
Googleの検索結果を初期化(クリア)する (一度初期化したが、その後に取り消した)
Googleの検索バーに【site:xxxxxx.xxx】と入力してググって、存在しないページを【URL の削除】に登録して、グーグルの検索結果に表示されないようにする
クロールエラーでエラーのあるページを修正済みにする
サイトマップの送信
合格カルテ
1次審査
1次審査通過時の記事数 19
1次審査通過時の記事の文字数 最低 929文字 最高 3186文字 平均 1819文字
1次審査通過時の記事の内容 パソコン・タブレット・ソフト・アプリ・WordPressの設定
1次審査通過時の固定ページの記事数 2
1次審査通過時の固定ページの文字数 サイトについて 1383文字 サイトマップ 813文字
1次審査通過時の固定ページの内容 サイトについて(プライバシーポリシー・お問い合わせフォームを含む)・サイトマップ(プラグインによる自動生成)
記事内の画像・動画 なし
アイキャッチ(サムネイル)画像 なし
リンク(ページ内リンクを含む) なし
WordPressのテーマ Simplicity2 (変更なし)
2次審査
2次審査通過時の記事数 20
2次審査通過時の記事の文字数 最低 929文字 最高 3186文字 平均 1821文字
2次審査通過時の記事の内容 パソコン・タブレット・ソフト・アプリ・WordPressの設定
2次審査通過時の固定ページの記事数 2
2次審査通過時の固定ページの文字数 サイトについて 1383文字 サイトマップ 846文字
2次審査通過時の固定ページの内容 サイトについて(プライバシーポリシー・お問い合わせフォームを含む)・サイトマップ(自動生成)
記事内の画像・動画 なし
アイキャッチ(サムネイル)画像 なし
リンク(ページ内リンクを含む) なし
審査用の設置広告数 1 (250x250・PCのみ)
審査用の広告設置場所 サイドバーの最上位 (「スポンサーリンク」の表記あり)
WordPressのテーマ Simplicity2 (変更なし)
経過
Google AdSenseから届いたメールのタイトルと判定内容一覧
2016年09月05日 Google AdSense アカウント のステータス 【不十分なコンテンツ】
※この間に1回、メールは届かなかったが【不十分なコンテンツ】と判定される
2016年09月12日 Google AdSense アカウント のステータス 【不十分なコンテンツ】
2016年09月14日 Google AdSense アカウント のステータス 【不十分なコンテンツ】
2016年09月15日 Google AdSense アカウント のステータス 【不十分なコンテンツ】
2016年09月19日 Google AdSense によるお申し込み内容の審査が完了しました 【1次審査通過】
2016年09月21日 お客様のサイトが AdSense に接続されました 【審査合格】
その他
以前から運営しているウェブサイトやブログをGoogle Adsenseの審査申請用ウェブサイトやブログに利用し、固定ページや投稿の削除または非表示を行った場合、一度URL の削除で検索結果をリセットして、Fetch as Googleで再びURLを登録し直すことをオススメする。
→ 【サイトマップ】と【Fetch as Google】でウェブサイトを検索結果にしっかり反映させるようにして、そして存在しないページを【URL の削除】で検索結果に表れないようにしておけば、【URL の削除】でサイト全体の検索結果をリセットする必要はない